
CMで話題のYKK AP「ウチリモ」内窓を福岡で取り付けるなら|価格・プラマードUとの違い・補助金
WRITER

藤川 剛史
環境省認定うちエコ診断士
断熱気密一筋で、自ら数多くの現場施工に携わってきた断熱のプロ。断熱リフォーム専門店ならではの確実な技術で、お家の温熱環境を根本から改善します。
「真心込めた提案で、お客様の生活を豊かにする」を第一のポリシーとし、既存住宅の断熱リフォームを通して地球環境問題の改善にも取り組んでいます。
「テレビCMで見た『ウチリモ』って、うちの窓にも付けられるの?」「福岡だとどこに頼めばいい?いくらかかる?」——最近このようなお問い合わせが増えています。
結論から言うと、ウチリモはYKK APの内窓(二重窓)の新しいシリーズ名で、福岡でも通常の内窓工事として取り付けできます。特徴は「窓枠の奥行きが浅くても付けられる」こと。これまで「うちの窓は枠が浅いから内窓は無理」と言われてきたマンションや軽量鉄骨の住宅、古い木造住宅でも取り付けられる範囲が広がりました。
この記事では、ウチリモが従来品と何が違うのか、福岡での費用の目安、補助金が使えるかどうか、工事の流れまでをまとめます。
ウチリモとは?YKK APの内窓「プラマードU」の後継シリーズ

ウチリモ(正式には「かんたん ウチリモ 内窓」)は、窓メーカー大手YKK APが展開する内窓の商品シリーズです。今ある窓の内側にもう一枚窓を取り付けて二重窓にするもので、工事の内容そのものは従来の内窓と変わりません。
YKK APの内窓はこれまで「マドリモ 内窓 プラマードU」という名前で販売されてきましたが、2025年に引違い窓の新商品が「ウチリモ」として登場し、シリーズ名がウチリモに統一されました。2026年4月にはFIX窓・内開き窓・開き窓テラス・浴室仕様が加わり、住宅の窓のほとんどをカバーするラインアップになっています。
つまり「ウチリモ=内窓の新しい名前」と理解して差し支えありません。CMを見て「新しい種類のリフォームなのかな」と思われる方もいますが、当店が普段から施工している内窓工事と同じものです。
旧プラマードUとの違いは「薄さ」

ウチリモの一番の変更点は、取り付けに必要な窓枠の奥行き(見込み寸法)が最小47mmになったことです。従来のプラマードUより23mm小さくなりました。
内窓は、既存の窓の室内側にある木枠(窓額縁)にネジで固定します。この木枠の奥行きが足りないと、そのままでは取り付けられず「ふかし枠」という部材を足して奥行きを稼ぐ必要がありました。ふかし枠を使うと、
部材代と手間賃が上乗せになる
窓が室内側に出っ張り、見た目が野暮ったくなる
カーテンレールやブラインドと干渉することがある
というデメリットがあります。
ウチリモは枠を室内側に持ち出す「枠持ち出し納まり」という構造で、47mmあればふかし枠なしで納まるようになりました。福岡市内で多いRC造のマンション、軽量鉄骨の住宅、2×4住宅、築年数の古い木造住宅は窓枠の奥行きが浅いことが多く、これまでふかし枠が必要だった現場の多くが、ふかし枠なしで施工できるようになっています。
そのほかの主な特徴は次のとおりです。
断熱性能:Low-E複層ガラス仕様で熱貫流率Uw値1.5W/㎡・K以下。先進的窓リノベ2026の「Sグレード」対象
真空ガラス仕様:薄いガラスで高い断熱性能を出したい窓向けに追加
浴室仕様:ヒートショック対策で需要の多い浴室窓にも対応
カラー:ホワイト・グレイジュ・カームブラックなど、内装リフォームと合わせやすい色が増えました
(画像:ここにウチリモの施工写真(ふかし枠なしで納まっている様子)を入れる)
「うちの窓に付く?」窓枠の奥行きの測り方
ご自宅でざっくり確認するなら、窓の室内側にある木枠の「ガラス面の一番手前の部品(クレセント錠や引手)から、木枠の室内側の端まで」の奥行きをメジャーで測ってみてください。
70mm以上:従来品でもふかし枠なしで付くケースが多い
47〜70mm程度:ウチリモならふかし枠なしで納まる可能性が高い(従来はふかし枠が必要だった帯)
47mm未満:ウチリモでもふかし枠が必要

ただし、実際には窓の開閉部品との干渉、木枠の傷み、窓の歪みなどによって納まりが変わります。正確な判断は現地調査で採寸してからになりますので、目安として捉えてください。当店の現地調査・お見積もりは無料です。
なお、次のような窓は内窓の取り付けができない、または追加工事が必要になる場合があります。
出窓・天窓(形状によっては不可)
窓枠が腐食・変形している
マンションで防火設備に指定されている窓(管理組合への確認が必要。詳しくはマンションでも内窓はつけられる?をご覧ください)
ウチリモ内窓の福岡での費用目安
当店で施工する場合の目安です(商品代+工事費、税込。補助金適用前)。
窓の種類・サイズ | 目安 |
|---|---|
小窓(トイレ・洗面・浴室など) | 4万円〜7万円 |
腰窓(寝室・子ども部屋の引違い窓) | 6万円〜10万円 |
掃き出し窓(リビングのテラス窓) | 9万円〜15万円 |
※ガラスをLow-E複層(補助金対象)にするか、単板ガラスにするかで数万円変わります。
※ふかし枠が必要な場合は1窓あたり1万〜2万円程度が加算されます。ウチリモでふかし枠が不要になれば、その分安く済みます。
家全体(15窓前後で)で80万〜150万円程度が一つの目安です。部位別の相場は福岡の断熱リフォーム費用相場にまとめています。

先進的窓リノベ2026の補助金は使える?
使えます。ただしガラスの選び方に注意が必要です。
先進的窓リノベ2026事業では、内窓設置の補助対象が「Sグレード(Uw1.5以下)以上」に変更されました。ウチリモのLow-E複層ガラス仕様はSグレードの対象製品ですが、単板ガラス仕様は対象外です。「安いから」と単板ガラスを選ぶと補助金がもらえず、結果的に高くつくことがあります。
内窓設置(Sグレード)の補助額は、窓1箇所あたり次のとおりです。
窓の大きさ | 戸建住宅 | 集合住宅 |
|---|---|---|
小(0.2〜1.6㎡未満) | 22,000円 | 24,000円 |
中(1.6〜2.8㎡未満) | 34,000円 | 37,000円 |
大(2.8〜4.0㎡未満) | 52,000円 | 57,000円 |
特大(4.0㎡以上) | 76,000円 | 83,000円 |
たとえば戸建てでリビングの掃き出し窓(大)1箇所と寝室の腰窓(中)2箇所にウチリモを付けた場合、補助額は 52,000+34,000×2=120,000円。工事費の総額が30万円なら、実質負担は18万円程度になる計算です。
補助金を使う場合の注意点も押さえておいてください。
申請は施工店が行います(お客様ご自身では申請できません)。当店は登録事業者ですので、申請手続きはお任せください【要確認】
工事完了は2026年12月31日まで。ただし予算の消化状況によって前倒しで締め切られる可能性があります。福岡の冬に間に合わせるなら、秋のうちに動くのが安全です
1申請あたりの補助額が5万円未満だと申請できません(小窓1箇所だけ、といった場合は対象外になることがあります)
福岡市の補助金や他の制度との併用については【2026年最新】福岡市の断熱リフォーム補助金まとめをご覧ください。
工事当日の流れ(最短1時間)

内窓は壁を壊さない工事なので、住みながら施工できます。
現地調査・採寸(30分〜1時間):窓枠の奥行き、寸法、歪みを確認し、ふかし枠の要否を判断します
お見積もり・ガラスの選定:補助金を使う場合はSグレード対象のガラスをご提案します
発注・製作(2〜3週間程度):ウチリモはオーダー製作のため、納期がかかります
取り付け工事:1窓あたり30分〜1時間。家全体でも1日で終わることがほとんどです
補助金申請:当店が手続きします。交付までの期間は事務局の状況によります
家具の移動は窓の前だけで済み、養生も最小限です。「工事のために仕事を休む必要がありますか?」とよく聞かれますが、午前中の数時間で終わることが多く、立ち会いも最初と最後だけで問題ありません。
当店の内窓工事の詳細はかんたん内窓プランをご覧ください。
ネット通販・ホームセンターの「工事込み価格」との違い
ウチリモは通販サイトやホームセンターでも「工事費込み◯万円〜」と販売されています。安く見えますが、次の点を確認してから比較してください。
採寸は誰がするか:ご自身で採寸して発注する形だと、寸法違いのリスクをお客様が負うことになります。内窓は数mmの誤差で隙間ができ、断熱効果が落ちます
補助金申請に対応しているか:登録事業者でないと先進的窓リノベは使えません
ふかし枠・追加工事の扱い:表示価格は「ふかし枠なし・最小サイズ」の条件であることが多く、実際の見積もりで増えることがあります
窓以外の提案があるか:「2階が暑い」「床が冷たい」といったお悩みは、内窓だけで解決しないケースもあります。断熱専門店であれば、天井や床下も含めて優先順位をご提案できます
当店は窓だけでなく天井・床下断熱も自社で施工しているため、「まず内窓、その次にどこをやるべきか」まで含めてご相談いただけます。
まとめ
ウチリモはYKK APの内窓の新シリーズ名。工事内容は従来の内窓と同じで、福岡でも通常どおり施工できる
最大の違いは「窓枠の奥行き47mmから付く」こと。マンション・軽量鉄骨・古い木造で、ふかし枠なしで納まる範囲が広がった
費用は1窓4万〜15万円程度。Low-E複層ガラス仕様なら先進的窓リノベ2026(Sグレード)の対象で、1窓あたり2.2万〜7.6万円の補助が受けられる
工事完了期限は2026年12月31日。予算次第で早く締まるため、冬前の施工なら秋のうちにご相談を
「CMで見たあの内窓、うちにも付けられる?」という段階のご相談で構いません。断熱リフォームのミライ福岡では福岡市内・福岡県内の内窓工事について、無料で現地調査・お見積もりを承っています。LINEで窓の写真を送っていただければ、おおよその可否と費用感をお伝えすることもできます。

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藤川 剛史
環境省認定うちエコ診断士
断熱気密一筋で、自ら数多くの現場施工に携わってきた断熱のプロ。断熱リフォーム専門店ならではの確実な技術で、お家の温熱環境を根本から改善します。
「真心込めた提案で、お客様の生活を豊かにする」を第一のポリシーとし、既存住宅の断熱リフォームを通して地球環境問題の改善にも取り組んでいます。
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