トップchevron_rightコラム記事 一覧chevron_right

二重窓(内窓)は結露に効果ある?福岡の実...

2026.06.01

二重窓(内窓)は結露に効果ある?福岡の実例で徹底解説|原因と対策

WRITER

藤川 剛史

環境省認定うちエコ診断士

断熱気密一筋で、自ら数多くの現場施工に携わってきた断熱のプロ。断熱リフォーム専門店ならではの確実な技術で、お家の温熱環境を根本から改善します。
「真心込めた提案で、お客様の生活を豊かにする」を第一のポリシーとし、既存住宅の断熱リフォームを通して地球環境問題の改善にも取り組んでいます。

「二重窓(内窓)にすれば結露は本当になくなるの?」「うちは内窓をつけたのに、まだ結露する」という方に向けて、内窓と結露の関係を仕組みから整理しました。

結論から言うと、内窓は結露対策として有効ですが、100%なくなると断言できるものではありません。内窓と外窓の間にできる空気層が断熱層として働き、室内側の窓表面温度を下げにくくすることで結露の発生条件が整いにくくなる、というのが基本的な仕組みです。ただし外窓の断熱性能やガラスの選び方、室内の湿度環境によっては、内窓を設置しても結露が残るケースがあります。

本記事では、結露が起きる仕組みから、内窓で改善する理由、それでも結露が起きてしまう原因と対策までを整理します。

朝起きて窓を開けたら、サッシの下にびっしょり水が溜まっている——。福岡でも冬場になると、こうした結露のご相談を数多くいただきます。

「二重窓(内窓)にすれば結露は本当になくなるのか?」という疑問に、断熱のプロの立場からお答えします。

そもそも、なぜ結露は起きるのか

結露は、室内の暖かく湿った空気が、冷たい窓ガラスに触れて冷やされることで発生します。空気は温度が下がるほど水蒸気を含める量が減るため、余った水分が水滴として窓に現れるのです。

つまり結露の直接の原因は「窓の表面温度が室温より大きく低いこと」にあります。福岡のように夏は蒸し暑く冬は底冷えする気候では、この温度差が生まれやすく、特に築年数の古い戸建てのアルミサッシ・単板ガラスの窓で顕著に見られます。

二重窓(内窓)で結露が改善する仕組み

内窓を設置すると、既存の窓との間に空気層ができます。この空気層が断熱材のような役割を果たし、室内側の窓ガラスの表面温度が外気の影響を受けにくくなります。

結果として、

  • 室内側の窓表面温度が下がりにくくなる

  • 室温との温度差が縮まる

  • 結露が発生する条件が整いにくくなる

という流れで、結露の発生を大幅に抑えることができます。実際に、内窓設置後は「朝の拭き取り作業がほぼ不要になった」というお客様の声を多くいただいています。

どのくらい改善するのか(目安)

窓の仕様や設置環境によって差はありますが、一般的な目安として以下のような変化が見られます。

項目

内窓設置前

内窓設置後(目安)

窓表面温度(冬の朝)

外気に近い低温

室温に近い温度まで改善

結露の発生頻度

ほぼ毎朝

大幅に減少、またはほぼ消失

窓まわりのカビ・シミ

発生しやすい

発生しにくくなる

※上記は一般的な傾向であり、住宅の気密性・換気状況・ガラスの種類(Low-Eガラス採用の有無など)によって変動します。

結露を放置するとどうなるか

結露は「見た目が気になる」だけの問題ではありません。

  • カビの発生:窓枠やカーテン、壁紙にカビが発生し、アレルギーや喘息など健康面への影響につながることがあります

  • 建材の劣化:木製サッシや壁内部への水分侵入により、建物の耐久性が低下する場合があります

  • 断熱性能の低下:結露が起きるということは、それだけ室内の熱が窓から逃げているサインでもあります

「結露くらいなら」と放置せず、早めの対策が住まいの寿命にも関わってきます。

内窓リフォームの工事について

内窓リフォームは、既存の窓枠を壊さずに、内側にもう一枚窓を追加する工事です。

  • 工期:一般的な大きさのお家で半日〜1日程度で完了するケースが多い

  • 壁を壊す必要:基本的になし(既存窓枠に後付けするため)

  • 在宅での生活:住みながらの施工が可能

大掛かりなリフォームに抵抗がある方でも、比較的取り入れやすい断熱対策です。

補助金について

内窓の設置は、国の「先進的窓リノベ事業」など各種補助金の対象となる場合があります。窓の種類やガラス仕様によって補助額が異なるため、事前の確認をおすすめします(詳しくは当サイトの補助金まとめ記事もあわせてご覧ください)。

まとめ:結露にお悩みなら、まずは現地診断を

結露の原因は住宅ごとに異なり、内窓だけで完全に解決するとは限らないケースもあります(換気不足や気密性の問題が絡んでいることもあります)。

「うちの窓は本当に内窓で改善するのか」を正確に判断するには、実際の窓の状態や室内環境を見た上での診断が欠かせません。

福岡で結露にお悩みの方は、断熱リフォームのミライ福岡の無料診断で、お家に合った対策をご提案いたします。

WRITER

藤川 剛史

環境省認定うちエコ診断士

断熱気密一筋で、自ら数多くの現場施工に携わってきた断熱のプロ。断熱リフォーム専門店ならではの確実な技術で、お家の温熱環境を根本から改善します。
「真心込めた提案で、お客様の生活を豊かにする」を第一のポリシーとし、既存住宅の断熱リフォームを通して地球環境問題の改善にも取り組んでいます。

arrow_forward

コラム記事一覧へ戻る